Hat trick!~ハッタリ~

人生楽しんだもん勝ち

あなたには「LOVERS」がいますか?良質な人間関係を築くための「出会い方」と「知り合い方」

自分にとってめちゃめちゃ有益な人っていますよね。

 

一緒にいると楽しい人。

ここぞという時に頼りになる人。

物知りで新しい発見をもたらしてくれる人。

辛いとき支えて励ましてくれる優しい人。

 

あなたの周りにもそんな人たちがいるのなら、恐らくその人とは家族とか、恋人やら親友っていう間柄なんじゃないでしょうか。そしてそういう人の人数は、あなたが持つ人脈の中でも一握りの貴重な存在なのではなかろうか。

 

ここではそういう「自分にとって有益な人たち」のことを「LOVERS(ラバーズ)」と呼ぶことにしますが、自分自身にとってのLOVERSがもっと増えたら、人生がもっとハッピーになるんじゃねーのか。

ということで、『LOVERS拡大プロジェクト』と題して持論を展開してみる。

 

『LOVERS』の条件

まず、私kenkenが有するLOVERSについて考えてみる。

 

私の場合、小中高を共にした級友や、職場で出会った同僚、やはり家族もLOVERSに該当する。

恐らくほとんどの人が同じなのではなかろうか。

 

しかし改めて思い直してみると、この30~40人の中でも特に強く、真っ先に思い浮かぶ人たちがいることに気付いた。

その数5名。

そしてこの5人が共通して持っている能力も瞬時に理解する。

 

その能力とは、所謂「Feeling(フィーリング)」である。

何言ってんだコイツばーかって思うかも知れないが、私はこれ人間関係において非常に重要な要素だと考えている。

性格も性別も違うのに、何事にも限りなく自分と同等に近い主観を持っている人。

一つの事象を見たときに価値観が合うことはままあるが、事象の数が多ければ多いほど意見の相違は生まれやすい。

 

しかしこの5人に至っては、大概のことで共感が生まれる。

 

「あ~、わかるかも。」とか「うんうんわかるわかるぅ~♪」

っていう共感ではない。

 

「、、!!よもや分かり合える人がいるとは、、、!!!」

このレベルの共感が随時量産されている。

 

というわけでこの5人のLOVERSを「VEST LOVERS」と呼ぶことにする。

 

 今まで何百何千の出会いがあった中でVEST LOVERSの条件を満たすものはたったの5人。低すぎる確率。

だが果たして本当にそうだろうかとここで少し考えてみる。

 

『出会い』とは何か

確かに現状、私にとってVEST LOVERSは5人と少数精鋭である。

そしてその出会いは確率の問題でもあり、運命の悪戯とも言える。

 

しかし裏を返せば、いつどこでどのように出会い関係を育むか、など予測のしようがないし関係ないようにも思えてきた。

偶然通った学校だろうが、偶然配属された職場だろうが、LOVERSになった人、なり得る人というのは少なからずいる。

 

そこで『出会う』というアクションに対し、我々は偶然自分が置かれた環境に依存しすぎているのではなかろうか、と考えてみた。

 

「社会人になると出会いがない。」

 

20代半ばの女子がよく口にするこの言葉がそれを物語っている。

出会いがないのではなくて出会おうとしていないんだ。

出会うというのは相手が自分を見つけるだけでなく、自分が相手を見つけることでもある。この相互関係にまず気付かねばならない。

 

長らく変化のない環境下にいると、その環境下でしか物事を考えられなくなる。

見えている世界が狭くなり、自分はここから身動きが取れないと勝手に思い込んでしまう。

結果、その監獄を破壊してくれる救世主を待つばかりになる。

 

脱獄を試みろ。

環境に依存せず普段行かない場所に出向き、開拓していかないことには自分の存在を見つけてもらえない。

本来LOVERSになり得る人も、気付かずスルーしていくだけだ。

そしてそういう埋もれている人を、自分から探しにも行く。

SNS上のフォロー、フォローバックに似ている。

 

LOVERSとの出会いが確率であるならば母数を増やさなければならない。

 

そういう意味では、やはり街コンやマッチングアプリというのは恋愛において絶大な効果が期待できそう。

 

『知り合う』とは何か

とはいえ無闇やたらと出会いの数を増やしたところで、知り合い以上の関係性が築けるわけでもないだろう。

 

そもそもこの「知り合い」という言葉。

当たり障りのない関係と判断するのがベーシックだと思うが私には少々疑問が残る。

その人の何を知ってるかと問われれば、名前や年齢など、せいぜいfacebookのプロフィールで確認できる情報しか持ち合わせていない。

 

表面上のことしか知らないんだから、「知り合い」ではなく「顔見知り」の方が意味合いとしては適切だろう。

 

むしろその人の表情や仕草、悩み、行動特性など、時間をかけて得られる機密情報をお互いに知り合っているくらいの関係が本当の意味で「知り合い」であり、これは紛れもなく「LOVERS」な関係だといえる。

 

この記事では顔見知りを増やすことではなく、『LOVERSに出会うこと』を目的としている。

その中でもフィーリングが自分とマッチする者は「VEST LOVERS」としてかけがえのない存在となる。

そしてそのマッチ度を測る上で絶対的に必要な要素があると考える。

 

『自己理解』である。

 

自己理解については別の機会で書きたいと思うが、自分という基準がなければ相手が自分にマッチしているかなんて測りようがない。

 

そしてその基準を元にLOVERSに出会うことができれば、LOVERSの特性を知ることができる。

「自分にとってのLOVERSはこういう人。」という新たな基準ができることで、そういう人がいる場所、いそうな場所を狙い撃ちすることができるようになる。

マッチしない人がいようものなら、顔見知りで終わらせとけばいい。

 

『類は友を呼ぶ』というのは、きっとこういうことではなかろうか。

 

そして最後に忘れてはならないのが、相手にとっても自分がかけがえのない存在になるということ。

自分にとっての損得だけで人を判断しているとむしろ嫌われるので注意です。

 

要するに利己的ではないギブアンドテイクの関係性。

それがあなたを幸せにし、相手を幸せにする人間関係なのではないでしょうか。

 

あなたのLOVERS、探してみては。